茨城県南部、西部エリアの注文住宅カイテキホームの谷古です。
桜の見ごろも落ち着きを迎え、これからは若葉が芽吹き始める季節。
親御さんにとっては、お子さん達の入園・入学式も終え一段落ついてほっとしていることでしょう。
そして、朝晩の寒さも徐々に和らぎ、気持ちの良い季節の始まりですね!

さて今回は土地販売の傾向について。
ここ1~2ヶ月の間に、農振地域の土地購入を検討しているという方々が数件来場されました。
私自身、過去に携わったのは数える程ですが、土地情報としても増えていく気配を感じます。
農振地域とは何ぞや?という方もいらっしゃると思いますので簡単ですがご説明します。
農業振興地域といって、総合的に農業振興を図るべき地域のことです。
その農業振興地域内で、将来にわたって農業のために利用していくべき土地を「農用地区域」
として定めています。
その農用地区域内の土地を、農地以外の目的で利用するときに、農振除外の手続きが必要になります。
但し、手続きをすればどなたでも購入して家が建てられるわけではありません。
購入の際には不動産業者さんなり建築会社に必ず確認してください。
つくば市、木の陰に筑波山。


こちらはかすみがうら市、正面奥に筑波山。


どちらからも筑波山が望めるとは、
農振地域はひらけた広大な土地が多いということですね。
農振地域の土地は、一般の市街化調整区域の土地よりもお安く購入できるのがメリット。
除外申請の受付回数は市町村によって異なり、年2~4回の受付が一般的で受付のタイミングにも
よりますが、申請から着工まで1年以上かかるケースも普通にあります。
時期的に急がない方や、スローライフを楽しみたい方などには良いのでは。
これも一つの選択肢ですかね!