こんにちは。
「茨城県(つくば/坂東/土浦/守谷/筑西など)の注文住宅「カイテキホーム」設計の石塚です。
先月、夏の終わりを感じに、ふと思い立って海へ出かけてきました。
つくばから車で約1時間、「大洗海岸」へドライブ。
到着したのはちょうど夕暮れ時で、夕日と海のコントラストがとても綺麗で、心が癒されました。

さて、今回は築50年の古民家リノベーションについてご紹介します。
リノベーションの醍醐味のひとつは、図面だけでは見えなかった“現場ならでは”の課題に直面し、それを一つひとつ解決していくこと。
たとえば今回の現場では、「式台の下の空洞」がその一つでした。
一見、靴をしまえるスペースのようにも見えますが、奥行きがありすぎて実際には使いづらい…。そこで、いっそ塞いでしまおうという判断に。
「タイルを貼る」という案もありましたが、予算の都合もあり、大工さんや現場監督さんと相談。フローリング材を使って仕上げることに。
結果的に、思っていた以上にいい感じに収まり、お施主様にも「これはいいですね!」とご満足いただけました。(工事中の写真)

もう一つの課題は、「分電盤」の納まりです。
古民家の縁側の突き当たりに設置された分電盤には、新しく引き直した配線が集中してきています。
このままでは見た目にも気になるため、どうやって配線を隠すかが次の課題です。
ここは電気工事の業者さんと相談しながら、これから納めていく予定です。

このように、リノベーションでは現場に行くと様々な課題が浮かび上がってきます。ですが、これを発見して現場で業者さん方と解決していくプロセスに「チーム感」を感じました。
最後までしっかりと仕上げていきます!