こんにちは、設計の前田です。
前回、次のブログテーマに北欧のお気に入りインテリアのご紹介を予告しましたが、
つい先日、弊社リノベーションモデルハウスを初訪問したので
設計の視点から、こちらの報告をしたいと思います。
まずは外観写真です。
つくば市花畑の近隣公園南側に位置します。
外壁は2階部分を木目調の金属サイディング、1階部分は白い塗り壁です。
2階部分は本物の木板を使わずに偽物でコストダウンを図っています。
また、サイディングの方が本物の木よりも施工性もメンテナンス性も良いです。
上方なので、遠目に見る分にはさほど気になりません。
対して1階の塗り壁は、視線レベルです。毎日目にする高さです。
塗り壁は、人の手の痕跡が残り、風合いのある仕上がりとなります。
その反面、塗り壁はサイディングと比較しメンテナンスを要します。
それも1階部分なので、足場などを組まなくとも脚立で対応できます。
経費が掛かりません。
足場って工事業者さんは月〆でレンタルするのですが、結構お金かかりますよ。
遠目に見る2階はメンテ性を重視し安価なサイディング、1階は少し予算をかけて塗り壁
合理的な材料選定だと思います!
つづいて内観です。
すべての巾木は木目調の樹脂製巾木となっていました。
階段や吹き抜け部分などの手摺は本物の木製を使用しています。
手摺は人が直接手で触れる部分なので、本物の木の質感が良いですよね。
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内観、外観共、総じて人の目につくところ、直接触れるところはホンモノを
遠くからしか眺めないところ、触れないところなどは安価でメンテナンス性の良い材料を使っていました。
メリハリのあるコスト配分です。
弊社リノベーション担当者がそのように考えて材料を選定したのか、
今度、直接本人に聞いてみたいと思います。
お近くにいらした際は、是非現物を見てみてください。
以上、リノベーションモデルハウスのご報告でした。