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阿見町平和記念館を見てきました。

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皆さんこんにちは。

つくばのリノベ館現場監督の手面です。

阿見町にある予科練平和記念館に参りました。

銀色のパネル、市松模様のきれいな建物が目を引きます。

カラーはシルバー、白、黒を基本にして窓の光と壁の影が絶妙です。

CIMG8516「空を感じる空間」・・・晴れた日に大空を見ると設計者の思い

その意図がわかる気がしました。

室内はほとんど白・・・自然光を生かした明るい空間・・その意図を考えさせられました。

「7つ」予科練の代名詞といわれる「7つボタン」がキーワードになっています。

展示室6の窮迫、戦局の悪化、空襲という形で現実化した恐怖を映像、考えさせてくれる静かな空間です。

展示室7の特攻、壁の無数の丸の壁面照明方法には感心してしまいました。

特攻というものを今の社会が、世界の日本の歴史として、ひとりひとりに考えてもらうという、その意図があると感じています。

 

CIMG8515

考えさせられる予科練、命の尊さ、平和の大切さ、戦争はあってはならないことです。

こんな悲しみを生む戦争、大切な家族や当たり前に感じている日常さえ奪う残酷なもの。

過去の戦争のことを知り世界平和に解決する方法を自ら考えなければならないと思います。

 

今の子供たちは、過去の事実を認識しなければならない時代になったのかもしれません。