建築基準法について

つくばの注文住宅といえば カイテキホーム !! 設計の草間です。

最近、雪など とても寒い日が続きますね。 体調管理に気をつけましょう。

さて、今回は 「建築基準法」について お話したいと思います。

 

我が国 日本では、住宅を建てる際には 「建築確認申請」という申請が

必要になります。それは、これから建てようとしている住宅が建築基準法に

適合しているかどうか を審査する というものです。

では、建築基準法とは どういったものなのでしょうか?

内容としては、

構造に関する規制 、 建物の種類に関する規制  、 防火に関する規制 など 様々です。

しかし、重要なのは、「なぜ そういった規制があるか」 だと思います。

私は 全ては 「皆さまの生活の安全の為」 だと思っています。

家が突然傾いたりしないように、 自分の家の横に工場などが 突然建ったりしないように、

火事の時に避難しやすいように。

そういった 日々の生活、安全を守る為に 建築基準法はあると思います。 一昔前までは、軽視されていた部分もあったと思います。

構造計算の偽装、杭の偽装、免振ゴムの偽装などが そういった現れだと思います。

また、中には 「自分の敷地なんだから 何を建てたっていいじゃないか!」 という人もいると思いますが、

それらは基準法違反として扱われ、厳しく罰せられます。 (ニュースなどで ご存じだと思います。)

しかし、前述した様に、「罰せられるから」ではなく、「皆さまの安全」の為に

建築基準法は存在し、順守すべきものだと思っています。

 

それでは、いつもの様に  住宅の性能値について ご紹介したいと思います。

住宅の性能値は 断熱性を示した外皮性能(UA値、η値) と 電力などのエネルギーの無駄を

どのくらい削減しているか(エネルギー削減率)で示します。

T様邸 : UA値 0.56 η値 1.5 エネルギー削減率 26.0%

I様邸 : UA値 0.58 η値 1.7 エネルギー削減率 26.1%

という結果がでました。

これらは、地域毎に基準値が決まっています。 東北地方や北海道などの寒冷地の方が厳しい数値となっています。

今回の結果では、東北地方などの寒い地域でも 快適に生活できる数値となりました。

また、エネルギー量についても 26% も無駄を削減することができました。

 

現在、性能値に関しては 努力義務という扱いです。しかし 数年後には 建築基準法と同じく「義務化」扱いとなります。

つまり 皆さまの生活、安全の為に 「新しい法律」 として始まるんだ と思いました。